サロンはお客様によって成り立っています。サロン経営で最も重要なことは、お客様のことを心から大切に思い、信頼関係を築いていくことです。そして、特別なサービスを提供し、お客様と共に成長し、お客様の質を高めることも重要です。成長したからこそ見える景色があり、その先はワクワクに満ちています。前に進み続けることを楽しみながら、成長していきましょう。
結果だけに満足しない経営を
本当の意味での常連様を作る為には、結果だけを重視するのではなく、結果以上の喜びを見つけ、満足より一歩先の感動を与えていくことが大切です。それによりお客様は、あなたのサロンに通うこと自体に価値を感じてくださるようになるでしょう。
サロンに通わなくなる原因
サロン経営の最大の敵は飽きることです。どんなに感動しても、通えば通うほどお客様は徐々に飽きていってしまいます。その原因には、もっと魅力的な店を見つけたり、引っ越して環境が変わったりと様々なものがありますが、一番の原因は、「なんとなく」というお客様が多いのです。不満があるわけではなく、満足してるのになんとなく飽きてしまって、通わなくなってしまうということが多く見られます。
飽きない工夫を取り入れる
飽きっぽいということをプラスの言葉に置き換えてみると、新しいものが好き、好奇心旺盛ということが見えてきます。それは、新しいものに興味を持ちやすく、チャレンジ精神豊富ということなのです。常に興味を持っていただけるような、新しいものでサロンを満たすことで、新しいメニューや商品にも興味を示してくださいます。飽きさせないような工夫を取り入れはじめることで、お客様の定着率や来店頻度も上がり、サロンにとってもさらなるメリットを生むこともあるでしょう。

通い続けるサロンをつくる
お客様を飽きさせず、ワクワクし続けていただく為に、まずは目線を変えることも必要です。サロンの発展の為に、同業者同士で情報を交換し合い、手を取り合うことで、業界全体を発展させていくことも大切です。そして、他業種からも、接客のヒントや設備、またはキャンペーンのヒントを得ることで、さらなる発展に繋がることもあります。
記憶に残る仕組みを考える
お客様にワクワクを感じていただく為には、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五つの五感に、刺激を与えるように働きかけることが重要です。ワクワクを脳で感じていただくことによって、お客様の記憶に残すことに効果的です。五感を刺激して、嬉しい、感動した、ワクワクしたなどという感情を持っていただくことで、感情が刺激されお客様を飽きさせずに通い続けていただくことにもつながっていくでしょう。
価値を考える過程をつくる
無料でもらったものや、安く手に入れたものには、その商品やメニューの価値を下げてしまう恐れがあり、価値を感じることがありません。そこで、何かをしていただいた結果として特典をつけるというやり方に変えるだけで、効果は変わってきます。それを得るための条件を設定することで、その為に来店回数を増やしたり商品を購入することで、苦労してつかみ取ったという意識が働き、そこに付加価値が付き価値を感じます。それにより売上アップにもつながっていくでしょう。
まとめ
美容サロンはこれからも利用者が多くなり、どんどん新規参入者が増えてくる業界です。競合他社が多い中で生き残るためには集客をして、安定した顧客を掴むことがポイントになります。そのためには従来型でやっていた集客方法をはじめ、トレンドに合わせたSNSやweb集客も同時進行しながら進めていきましょう。集客に自信がない場合は、M&Aを視野に入れ集客に関するノウハウを利用するのも一つの方法です。